どうも、駆け出し俳優ブロガーの疾風(@hayate_cwrkh5)です。
今日、大阪から出張で東京まで来ていたゆきメモさんが、仕事終わりの帰りの新幹線までの時間で、わざわざ僕に会いに来てくれました。
お仕事の話や、ブログの話が盛り上がる中、つい先日始めたブログ初心者コンサルの話になり、『せっかく来ていただいたので、無料でやりますよ!』と言ったところ、
「ダメですよ。今後疾風さんのブログが伸びていって、たくさんの人が依頼するようになったら、無料でお願いしている人よりも有料でお願いしている人の方を優先するでしょう?だから、きちんとお支払いします。」
と言われたことで、これまでの僕の「お金をもらうのが悪い」という価値観がごっそり変わった。
自分を安売りしないということ
僕はこれまで自己犠牲とボランティア精神で生きてきた
僕は、23年間生きてきた中で「お金をもらうこと」「お金を支払ってもらうこと」に対して、なぜか抵抗を持っていた。
それは「負い目」のような感覚でもあり、「お金をいただかなくても価値は提供する」という一種の自己犠牲のような感覚でもあった。
大学の時に行っていた復興支援ボランティアでも、現地まで行く交通費や宿泊費、現地で行う活動費や準備費などすべて実費だった。
丸々1年間行っていた学生のキャリア支援でも、地方への交通費や宿泊費、セミナー中の飲食費など、ボランティアと合わせれば全部で軽く50万円は超えている。
もちろん、お金以上に大切な現地の人との繋がりや、親子のつながりを超えた絆とか、困難な状況でも前向きに進んでいる人々の姿を見て、何かをあげるよりも、むしろ自分がたくさんのことをもらっていた。
学生のキャリア支援でも、バカにされるぐらい熱くなることや、人に対して心底尽くすこと、各地にできた自分のことを慕って・目標としてくれる人たちなど、それもお金には代えられない価値をもらってきた。
でも、実は心のどこかで違和感を感じていて、でもその違和感の正体がわからなくて。言葉でうまく表現することもできなければ、誰かに打ち明けることもできなかった。
たくさん得たものはあるけれど、いつも自分の手元にお金は残っていなかった。
初めて人に「自分を安売りしちゃダメですよ!」って言われて
最初は衝撃だった。
『俺は自分のことを安売りしてる...?安売りしちゃいけないってどういうことだ...?』
そんなモヤモヤが頭の中を駆け巡る。
思い切って、「安売りしちゃいけない理由を僕に説教してください。」とゆきメモさんにお願いしてみる。
「お金出してまではいいわ...て人はそれはそれで良いし、無料で教えてもらった人に知識はつきません!
時間はお金ですからね。
そのブログコンサルをするために費やした時間、自分の創意工夫に費やした時間、すごい財産ですよ!
逆に真剣に学びたい!て姿勢の人だけに向き合ってあげないとです!」
と説教していただいた。
言われてみれば確かにそうだ。
僕がこのブログを始める時にも、無料版からPro版にするのに2年分の使用料14,400円、独自ドメイン約1,000円、ブログカレッジの所属代毎月4,320円もの投資をしている。
それは安い金額ではないし、まだまだ赤字でもある。
それでも『これだけ投資したからには、元を取らねば!』という責任と覚悟があって、だからこそブログに対する知識とかノウハウとかをこれでもかと言わんばかりに、プロブロガーたちから吸収しようと死に物狂いで努力してきた。
それは自分の成長や自分のための投資であって、全くもって無料で人に何かをもらおうとしたり、得ようとするのは相手にとっても失礼なことなんだなと。
相手の時間を奪うようなことはしたくないと思ってる以上に、自分の時間をもっと大切にしなければいけないんだなって。
お金をいただくということは、悪いことではない
今回ゆきメモさんに説教していただいて、より一層自分のコンサルというサービスに身が引き締まった。
3,000円という価値を提供できるように、もっともっとコンテンツやサービス内容を磨かなくてはと。程よい緊張感と責任と、価値を提供した対価でしっかりとお金をいただこうという気持ちが芽生えた。
それでもまだちょっぴりだけ、いただくことに抵抗はあるのだけれども、価値を提供することでもらえる対価で自分は潤い、相手も受け取った価値で潤うお互いにWin-Winの関係になりたいなと。
「お金もらうこと」に対して抱えていたマイナスイメージが「お金を介することで責任や価値を生み出そう!という真剣さに繋がる」んだと変わった。
僕が今まで氣にしてきた「お金をいただくこと」は悪いことじゃないんだなって。むしろ、相手の大切なお金と時間というかけがえのないものを投資していただくことなんだなって氣付くことができた。
だったら氣持ち良く投資してもらえるぐらいに振り切ってしまえばいいのだと。「それ、安過ぎますよ!」って言われるぐらいどんどんと磨いていけばいいんだなって。
そうやって少しずつ少しずつ、お金をもらうことに対する負い目とかを払拭していければいいなって。
これまで違和感を抱えていたボランティアも、自分が潤った状態でしなければいけないんだなって。自分の時間や自分に余裕がある人になって、ボランティアをできるようになりたいなって。
改めて、厳しく伝えてくださったゆきメモさんへの感謝の氣持ちが尽きない。
きっと僕と同じような悩みや負い目を抱えている人は、少なくないはず。
でも、この記事がキッカケで、お金に対する捉え方が少しでもよくなることを祈って。
今日も読んでくれてありがとうございました(*^^*)
ボンバイエ!