初めまして!
2019年6月より約10ヶ月間オーストラリアでワーホリを経験してきた、にあ(an_nin_54) 22歳です!
『留学に行きたい!』
当時大学一年の私がそう思い立ち、叶えるまでに3年かかりました。予定では、4,5年先だったので少し前倒しになりましたね。
留学に行きたいとなれば、乗り越えなければならないさまざまな壁が出てきます。お金のこと、親の説得、英語ができない不安など。考え出したらきりがありません。
今日は、そんな壁を乗り越え実際に留学した私の生の声が、留学に興味のあるあなたへ一歩踏み出すきっかけになればと思います。
私のプロフィール
1998年1月、香川の田舎生まれ。
小さい頃から運動が好きで、中学まで勉強はそこそこ。高校では、毎日大量の課題に追われつつ、理系科目は割と得意になりました。この時、英語は割と苦手な部類。
そして高校3年。私は、歌うことが好きで、歌手の道も考えたが現実的ではなく、両親の経歴や、自分が進んだ高校が進学校だったこともあり、選択の余地なく大学を受験する流れに。音楽が好きだったことから、せめてそれに関連することが学べればと、希望専攻を情報学科の音響メディアに。
しかし、この音響メディアを取り扱っている大学は日本で2校しかなく、当時の学力ではかなり厳しかったです。勉強に奮闘するも、センター試験で大失敗。
結果、受験はうまくいかず、妥協して学力的には余裕のある地方国立の情報学科に入学することとなりました。
壮絶な受験期を乗り越え大学に進学するも、入学時にはほぼ燃え尽き状態。そこから始まった専門的な勉強や環境の変化に押し潰され2ヶ月で挫折、半引きこもりになり休学を決断。
休学してから、自分は何がしたいのかを漠然と考えながら、人生初めてのバイトを始めます。そこで、外の世界に触れ、人と話し、新しいことを学ぶ楽しさを覚え、ヒッチハイク、バックパッカー、東京に上京して演劇、留学などいろんなことにトライ。
現在、大学を退学し、スキを生きるために人生模索中。
以上が私の簡単なプロフィールです。
なんか色々やってますが、前向きなこともあれば、よく落ち込むこともあって、とても波のあるタイプ。最近の気づきは、自分意外とへなちょこだなってことです。
なぜ海外に行きたかったのか
私が漠然と海外に興味を持ったのは、高校3年の時です。受験勉強で大変な中、地理の授業中に資料集を眺めるのが密かな楽しみでした。
その資料集には、名前しか知らない国の文化や現地の人の生活についての写真がたくさんありました。日本を当たり前として生活を送ってきた私にとってはとても魅力的に映りました。そして、その写真の光景を自分の目で見たいと思うようになりました。
そして、翌年大学一年の夏。沖縄にある知り合いのゲストハウスで働いた時、そこで海外の人と触れ合う機会がありました。スタッフは一部外国人で、ゲストは半分以上が海外から。
当時の私は、ほぼ英語は話せずでした。でも、カタコトの英語で会話をする中で、もっと海外のことが知りたい!人と繋がりたい!英語が喋れるようになりたい!と思うようになりました。そして、私は留学に行くことを決意します。
私がオーストラリアを選んだ理由
私が高校の時見ていた資料集の中に、上のようなイメージの写真がありました。
それは、海パン姿のサンタクロースが波打ち際に佇んでいる写真です。
私は、海が大好きで、寒いところが苦手です。そして、こんな光景は日本では絶対あり得ません。
また、オーストラリアに留学した経験のある友達がいたことや、調べていく中で自然や動物をとても大切にしている国だと知り、オーストラリアに行くことを決めました。
お金がない学生は本当に留学に行けないの?
留学に行った当時の私は学生だったので、学生ならではの困難に直面しました。その中でも、今回はお金に関して私がどう乗り越えてきたかをお見せできればと思います。
まず、留学にはどれくらいお金がかかるか知ってますか?どんな留学をしたいかにもよりますが、最低でも150万ほどかかると言われています。
では、私が実際にかかった費用は?
- 海外保険 約18万
- ビザ代 約4万
- 飛行機代往復 約15万
- 毎月の携帯代1000円×10ヶ月 約1万
=計38万
こんなところでしょうか。
なぜこんなに安いかというと、語学学校に通わなかった、生活費のかからないボランティアをしたからです。
働いていた時期もありますが、その時の収入は生活費に消えました。なので、プラマイゼロ。(本来、オーストラリアは時給がいいので生活費を考慮してもプラスになるんですが、私の職場はブラックだったので貯金できませんでした(泣)
私がオーストラリアで実際に実践したこと
- 語学学校に通わない(最低限の英語レベルまで日本で勉強してから行った)
- ボランティア型のインターンシップに参加(住み込みなので生活費ゼロ)
- 普通に働く(生活費はかかりますが収入があるので問題なし)
- WWOOFをした(お手伝い型のホームステイ、一日数時間の労働の代わりにタダでホームステイさせてもらう)
- 山の中でキャンプしつつ祭りの立ち上げボランティアに参加
こんな感じで、探せば意外と色々あります。特に仕事に関しては日本語で募集しているものももちろんありますが、オススメは現地で情報収集することです。普通に1年間働くことができれば、貯金ができますよ。私は、現地の人の生活を体験したいというのがあったのでホームステイを優先しました!
オーストラリアで10ヶ月生活して私が得たもの
留学を終えた今、確実に言えるのは留学に行ってよかった!ということです。もちろん、うまくいかないことも辛いこともありました。でも、それ以上にたくさん笑って大切なものをたくさん拾って帰ってきました。パワーアップして帰ってきました。これもあの時、留学を決断し飛び込んだ自分と、それをサポートしてくれた周りの人達のおかげです。
ということで以下、私を大きく変えた気づきを3つ紹介します!
1.積極的に動くことで一生ものの経験と大切な人たちができた
1つ目は、積極的に動くことの大切さです。
オーストラリアは意外とネット社会ではなく人脈で成り立っているように感じました。日本では、あまりご近所さんづきあいも深くなければ、仕事を探す時はネットから情報を集めることがほとんどだと思います。
しかし、オーストラリアではご近所さんだけではなく、公園で会った人、バスで隣に座った人、いろんなところで日々新しい会話、出会いが生まれます。そして、それが仕事に繋がることもあります。実際、私が経験した仕事や出会いの半分以上は人と繋がることによって得たものです。
留学先では、英語に自信がなくて、日本人やアジア人と固まりがちです。結果的に、仕事や環境に妥協している人を何人もみてきました。留学を通して何がしたいのか、そこを明確にしその目的のために自ら動けたことは、今後の人生においても役に立ちそうです。
2.自分をもっと好きになって、もっと楽に生きられるようになった
2つ目は、周りを気にせず自分に素直になったということです。
オーストラリアの人はとっても自由です。メイクしてなくっても、派手な服着てても、ショッピングモールを裸足で歩いてても、誰も何も気にしません。それでいて、みんな自分に自信を持っています。
私は、あまりメイクをするタイプでもなければオシャレは苦手です。でも、日本で外に出ればみんなメイクしてオシャレして、それが当たり前。一人だけ違うのがいやで、周りと同じに見えるように背伸びし自分を偽っていた時期も。
そんな私は、日本での生活を少し窮屈に感じていましたが、今は、ありのままの自分でいいと思えるようになりました。
人の目なんか気にしないで、自分の好きなように、自分を表現しそれを大切にしようと思います。
3.誰かに愛を与えると倍になって巡ってくる
3つ目は、言葉にして人に愛を伝えることの大切さです。
上でも少し書きましたが、オーストラリアでは人と人との距離がとても近いです。家族になるとパーソナルスペースはどこへやらってくらい近いです。
そんなおかげで、ホームステイ中は本当に家族の一員としてみんな受け入れてくれました。
それは、お互いがお互いに感謝することができるからであり、思いやりがあるからこそだと思います。
そして、人から与えてもらった愛情や思いやりはまた次の人へと伝わっていきます。
実は、これに気づいたのは帰国後です。帰国してから、人との繋がりを疎かにしてしまった私は、寂しいと感じるようになってしまいました。そこで初めて、現地でいろんな人から愛をたくさん受け取っていたと気づきました。
家族や友人に最後にありがとうを伝えたのはいつですか?気持ちは言葉にしないと伝わりません。そんな当たり前なことを、改めて気づかされました。
最後に、一歩踏み出せない人へ
きっかけや、理由ってなんでもいいと思います。興味がある!やってみたい!行ってみたい!その気持ちを大切にしてください。
そして、その留学を実現するにあたり、自分が超えなければいけない壁を1つずつ書き出してみましょう。親の説得や、お金のこと、仕事のこと、不安に思うこと。
書き出せたら、その壁を越えるべく行動してみましょう!誰かに留学に行きたいと相談してみるのもいいし、ネットで検索してみるのもいいし、英会話のYouTubeを見るもよしです。
高校生や大学生がおうちで英語力を伸ばす方法も
実は、この記事を寄稿させていただいたブログ主ユウキさん(@yuu_with_you)は高校生がバイト代でも受けられるオンライン英会話レッスン【おうちde留学】をやっています。格安リゾート留学でおなじみのフィリピン・セブ島で実際に語学学校の講師を務めるネイティブ・スピーカーがマンツーマンレッスンを担当してくれます。
実際にユウキさん自身が、公立高校から米大付属の語学学校へ入学し、セブ島での留学経験と語学学校でのスタッフの経験を持ちます。英語力0からでも「使える英語力」をあげる学習法や、留学先の紹介、キャリア相談など幅広く相談することができます。
留学やワーホリ前に少しでも英語力を上げておきたい!と思う人はぜひトライアルレッスンからお試しください!!!
上にあげたどれもが今すぐできそうなことばかりですよね?そうやってるうちにいつの間にか本気になって、気づけばあなたは異国の地です。
失敗しても大丈夫。私も、一度心折れて一時帰国しましたが、ちゃんと自分のしたかった留学を満喫して今ここにいます。
たくさん挑戦して、失敗してあなたの夢を叶えてください。応援しています!