Dear 器用貧乏がコンプレックスだったあの日の僕へ
どうも、駆け出し俳優ブロガーの疾風(@hayate_cwrkh5)です。
公開まで2週間に迫った劇団男魂×浅野温子さんの舞台イノチボンバイエの稽古場では、23歳の僕が一番年下である。
その次に若くて25歳、そして一番年上は60歳のベテランの方々と幅広い年齢層の俳優の皆さんがいるが、僕は何ら肩身の狭い思いを一切していない。
それはなぜか?今日はそれを年上の人と仲良くなる・距離を縮める方法としてお伝えしよう。
年上の人と仲良くなる・距離を縮める簡単な2つの方法
僕が年上の人たちを好きな理由
僕は幼い頃から、知識や情報・経験を欲しがったため同世代と話しているよりかは先輩と話していることが多かった。
年上の方々がお話してくださる経験談や人生みたいなものは、とても面白く同世代の子からは得られない貴重な話だからだ。
それこそ女をたぶらかした話とか、とんでもないヘマをした話とか、ぶっとんだことをしてた話とか、若者からは聞けないような話が多い。
一方で同世代の若者に求めることと言えば、バカなこととか流行なんかが当てはまる。もちろん同世代と話すのが退屈だとかつまらない訳じゃなく、求めるものに対してのふさわしい対象を選んでいるというだけ。
年上の人と仲良くなる・距離を縮める簡単な2つの方法
①必要とされる存在であるように努力せよ
至極簡単なことである。
僕のように器用貧乏かつ便利屋であるだけでいいのだ。別の言い方をすれば物知りとも言おう。
何かに特出した訳ではないが、ある程度のことは把握しているだけで驚くべき程に年上からの需要があがる。要するに年上の人から必要とされる存在であれということだ。
例えば、僕がこれまでに関わってきた50,60代の人は、SNS関係に疎い人が多い。
- Facebookの使い方がよく分からない
- Facebookで写真付き&HPを宣伝するにはどうすればいいか分からない
- Twitterの効果的な使い方は?
- どうすればフォロワーが増える?
- PCにある曲やデータをiPhoneに移したい
などが代表的な例だが、これらは調べればすぐに分かるようなものばかり。
それでも、50,60代の方々はガラケーだったり、調べ方が分からないような人が当たり前だということ。
年上から求められている情報収集し、それを実行出来れば、年上の人と距離を縮めるのはとても簡単なことである。
僕ら若者の世代は、いい意味で「情報収集」という分野においては長けているところがある。SNSを駆使するであったり、僕みたいにブログで発信するであったり、やろうと思えば何でもできるし、知れる時代だからだ。
だからこそ、何でも屋のように、年上の皆さんが困っているようなことがあれば、解決するお手伝いをすればいい。
そうすれば、「あいつに聞けば分かる」と思って頂けるし、それが仲良くなる・距離を縮めるキッカケになることは間違いない。
②共通の話題を見つけるか、開拓してみよ
どちらかというと、僕は同世代とのジェネレーションギャップの方が多いかもしれないと思うぐらい、昔の流行が好きだ。
それこそ、
- 松田聖子などを代表とする昭和歌謡曲
- アントニオ猪木などを代表とするプロレス
- 今でこそあまり学生の間では流行っていない麻雀
など、少し変わった趣味を持っている。
それのおかげで、ジェネレーションギャップを感じないで済んでいるし、何なら一緒に話の中に入り込むこともできる。
「お前には分からんやろ〜」と言われた時に、「これこれこういうことですよね!」と言えたら、驚かれるだけでなくもっと話したくなるから、ここで初めてグッと仲良くなれるし、距離がもっと縮まるのだ。
それも30代・40代・50代・60代とそれぞれ世代が違う訳だが、その世代に流行ったことや曲なんてものも、今の時代は簡単にネットから振り返ることができる。
「ジェネレーションギャップだわ。」
なんて一言で、壁を作ってしまうには早いし、もったいないのだ。
僕の場合は、同世代の流行にもう少し興味を持たなければならないのだけども。笑
おわりに
最近よく「老害」だとか「ゆとり世代」だとかの揶揄を見かけるけれど、どちらもなりたくてなった訳じゃないし、それぞれの世代にだって良いところはあるんだから、共存すればいいのにって僕は思うのです。
きっとお互いがしっかりと良さを活かしていけば、新しい価値観とか文化とか化学変化みたいなものが起こるだろうから。
それにしても、こんなところで器用貧乏が役に立つとは思いもしなかった。器用貧乏がコンプレックスだったあの日の僕にありがとう。
From 年上との交流が楽しくて仕方がない今の僕より