沖縄までチャリ 最終日
長い長いフェリーに乗って
昨晩の17時にフェリー波之上に乗船し、まずはフェリー内を物色。
メニューもそんなに高くないし、指紋認証式のミニロッカーもあるし、携帯充電器と公衆電話もあれば、レストランもしっかりしてるし、2段ベッドの下もいたって普通。
向かいの寝台の人と早速仲良くなって、どうやら大阪から何も予定を決めずにここまでやってきたみたいで。笑
シャワー室がシャンプーもリンスもなかったから、タオルと一式貸してあげたら、お返しにっておにぎりとカップラーメンをくれて。
こうやって人は助け合って生きてくんだなってまたしみじみして。
気付いたら眠りについてた。
どんどんと近づいてくる沖縄
目が覚めたのは翌朝の7時半ぐらいで。軽く12時間ぐらいは寝てた。笑
部屋の中は電波が入らないが、レストランの方に行けば電波は入るため、マップを確認すると、奄美大島をすでに通過していて。
それまで遠くに来たな〜って実感はなかったのに、フェリーに乗ってからは『やばい。もうすぐ終わる...』って謎の実感が湧いてきて。
とりあえず、上陸に向けて、福岡の小野さんご夫婦からもらったTシャツを身にまとって、沖縄は本部港への到着を待つ。
約22時間ものフェリーの時間は、長いようで僕にはあっという間に感じた。
与論島に着いて、だんだんと見えてきた本島を見る度に『ついにここまで来たんだな』って一氣に感動がこみ上げてくる。
降りる際に、車で日本1周してる人と、チャリで日本1周してる人に会って、仲良くなって。
お互いに励ましあって、本部港到着を心待ちにして。
- 道中応援してくれた人
- 餞別をくださった人
- チャリを修理してくれた人
- 泊めてくださった人
- ご馳走してくださった人
- 連絡をくれた人
- このブログを見ててくれた人
たくさんの人にたくさん支えられながら、ここまで来れたなって走馬灯のようにこの19日間が蘇って。
一生忘れられない思い出になったし、少しでも僕と関わった人にとっても刺激のある・楽しい時間を提供できてたらいいなって。
ついに上陸!!!残りあと少し!!!
そして沖縄は本部港に到着して。
中3年から乗り続けてきた愛車の自転車とともに、沖縄の地を踏みしめる。
『ついに、上陸したのか』
地図を見れば、しっかりと沖縄本土に上陸している。
言葉にならない感動があったものの、ここからコテージまでは約44kmと、17時に到着したため、予定時刻は21時となかなか遅い。
『うかうかはしてられない。漕がねば。』
船で出会った人たちに手を振って、太陽がはるか遠くの水平線上に沈んでいくのを見届けながらも、最後のラストスパートを進んでいく。
途中、道の駅許田にて、三矢さんのサーターアンダギーを2個ほおばって、真っ暗になった道のりをライトをつけて、確実に距離を縮めていく。
ふと氣がついて目線を上にやると、そこには肉眼でも確認できるほどの天の川と満天の星空が広がっていて。
『このチャリ旅で一度も見れなかった、心底見たかった綺麗な星空が沖縄の空で見れるなんて...』
とかではなくて、思いっきり『すっげぇぇぇ!!!めっちゃきれぇぇぇ!!!』って叫びながら走って。笑
この綺麗な星空を一緒に同じ場所で共有できたらいいのになって、ロマンチックなことを考えたりもして。
実は途中、ペダルが何度も外れかかって、拾った六角レンチで直しながら進んで。
氣が付けば、あと10km、5km、1kmってどんどんとコテージが近づいてきて。
念願の!!コテージだぞぉぉぉ!!!
やっとのことでたどり着いたコテージなかどまり。
ひっそりと佇む、管理棟。
『今日からここが俺の住まいか。』
これからよろしくって氣持ちを胸に、そっと扉を開けてワクワクした氣持ちで中に入ったんだ。
『どんなもんじゃぁぁぁい!!!』
『...洗濯機も冷蔵庫も電子レンジも家具もほぼ何もない...』
p.s.
ふっ...これが真のスタートであり、試練というわけか...
どなたか、いらない
- 洗濯機
- 冷蔵庫
- 電子レンジ
- 布団
- 車
などあったら下さい...笑
to be continied...
⬇︎チャリ旅総集編ムービーはこちら⬇︎
非公開画像&動画あります(*^^*)