沖縄までチャリ2016 〜14日目〜
出逢いがあれば、別れもある
今朝も、ゆっくりさせてもらって、お昼は小倉で有名なとんこつラーメンを食べさせてもらって出発。
もはや2日間も一緒にいさせてもらったと思うと、なんだか「行ってきます」を言うのがさみしくて。
ほんとうに幸せな2日間だったからこそ、ほんとうは出発したくない氣持ちすらあるんだいつも。
できることなら、もう少し一緒にいたいけど、そんな氣持ちを押し切って前へ進んで行く。
今日はちょっぴり泣きそうになった。
こうして出逢いがあれば、必ず別れがやってくる。もちろんそれはどんな形の出逢いにもつきもので。
- 男と女として
- 教師と生徒として
- 上司と部下として
- 親と息子として
たくさんの出逢いがあればあるほど、たくさんの別れも味わう事になる。
出逢えた時の感動たるや素晴らしいものだが、別れの時の悲しさも出逢いの感動と同じくらい悲しさや寂しさがある。
でもそのどちらもが必要なもので。不必要なものなんてきっとない。
もはや景色よりも、ご飯の美味しさよりも、距離を重ねるどんなことよりも、やっぱり自分に喜怒哀楽をもたらしてくれるのは人なんだなってことに染み染みとしている。
もうすぐ旅も終わる
今日は70kmほど進んで、福岡県福岡市博多区にて休憩。
明日は熊本県熊本市まで進み、明後日は人吉市、明々後日は鹿児島に到着して一泊してから翌日18:00のフェリーで沖縄へ。
弥の明後日の金曜日の16:40に沖縄県は本部港に到着して、4時間前後でコテージなかどまりに到着する。
正直、出発したのが2週間前だという実感がない。
なんならもうすでに1ヶ月もの長い間、旅をしているんじゃないかという錯覚すらある。
「終わってほしくないな。」
正直その氣持ちの方が大きい。
できることなら、もう少し色んな人に出逢いたいし、色んなところに行きたいし、色んなことを経験したい。
足りない。
自分の持てるだけの時間とお金はすべてここに注ぎ込めば、きっと幸せなことが目に見えてる。
ただ、今は優先事項がある。それを投げ出す訳にはいかない。
旅が終われば終わったで、新しい道が目の前に待っているんだ。
「さようなら」を言わないというこだわり
いつも、しっかりと別れを告げる人と、全くもって別れを告げない人がいる。
なぜか不思議なことに、しっかりと別れを告げなくても「また会える」そんな氣がしてならないのだ。
だからいつも「またね」って言うんだ。
次に会った時に、
- こんなことあったわ!
- こんな出逢いと別れがあって
- 聞いた?あいつがこうなったらしくて
- そういえば昔こんなことがあったな
って、次会うまでに色んな人生経験を積んで、土産話として話すことが大好きで。
だからきっと「またねを言うのがさみしくなるぐらい」がきっとちょうどいいんだ。
だからこそ、次に会う時にまた楽しみになるし、たくさんネタを用意しておくことができる。
また会いたいなって思ってもらえるような人になるために、1日1日を重ねて、一歩ずつ少しずつ大きな自分へと進化していく。
たくさん借りた恩返しのためにも、もっともっと魅力的な自分へ。
おわりに
なんだか、この毎日の旅ブログ更新を楽しみにしてくれている人がいるからこそ、この更新が繋がりのような氣もして。
終わったら終わりってのは、さみしいし、もう少し繋がれるような何かを作りたいなって思ってます。
いうて、少しでもこの記事やブログが、
- 見てくれる人にとって何かしらの役に立ったり
- 一歩踏み出すための勇氣になったり
- 元気の源になってたり
- 肩の力を抜く息抜きになってたり
- 人には言えない何かを共有する場所に
なってればいいなって心から思う。
生活の一部として組み込まれるような、ふとした時間の暇つぶし相手にでもなれてればいいなって。
明日は約120kmほど走る。宿はまだ未定。
どんな1日になるのかな。
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