どうも、沖縄移住ブロガーの疾風(@hayate_cwrkh5)です。
チャリに乗ってる時間に考えてること。
沖縄までチャリ2016 〜8日目〜
まさかの晴れ!!!
昨日の予報では、兵庫も岡山も雨だったから、荷物の中身をビニール袋で覆い、カバンも覆えるようにして、かつカッパも用意して寝た。
そして朝、起きて一番に外を確認する。
「晴れとるやんけ!!!!!」
あれだけ雨予報だったのに、嘘みたいに晴れてる。
やっぱり俺じゃない誰かが、晴れのパワーを発揮してくれてるって信じ込んだ。笑
泊まらせてもらった家のお父さんが「まだ時間あるか?喫茶店で朝飯食うてかんと」ってご馳走してくれて。
久しぶりに会えた後輩と名残惜しいお別れをしつつも、晴れたことに対する感動で進むスピードが早まる。
兵庫なら岡山までの道は、狭く、かつ坂道ばかりで、トラックもビュンビュンと通っていて怖かった。
それでも都心部と違って信号がない分、登っては下りを繰り返し、無心で漕ぎまくっていた。
氣がつくと出発してから4時間も経過していて、岡山県岡山市に着いてしまっていた。70kmの距離を、たった4時間で進んでしまっていた。笑
岡山の道並みは、これまで見てきたどの道よりも正直、綺麗だった。
広大な土地に、先が見えないくらいに敷き詰められた黄金色の絨毯。
そんな黄金色の絨毯の間に小人が通るような道もあって。終わりの見えない黄金色の抜け道。
通ってきた道は、ほぼ2号線沿いで。
バイパスは通れないから、下道を進んでいくんだけども、これがまた不思議な道と景色で。
これ以上進んだら、どこに行っちゃうんだろうと少し不安になるようなぐらい草木が生い茂り、虫がたくさんいる道。
パイパスを見下ろせるぐらい、坂道を登らなければならない側道。
後半は前半の進み具合を考慮して、ゆっくり進んで、昔懐かしの番台さんがいる銭湯に着いて。
1日の疲れを癒し、今日もまた友人の家に泊まらせてもらう。
今日は誰とも話さなかった
意外にも自転車に乗っている間は、いくら背中に「沖縄」とアピールしていても、全くと言っていいほど話しかけてもらえない。
ましてや、一昨日の大阪での寄り道があまりにも幸せ過ぎて、昨日と今日はただひたすらにやみくもに距離を重ねた。
裏を返せば、人との出逢いや触れ合いに満足してる自分がいた。
昨日と今日はなくてもいいから、とりあえず距離を!となっていた。
もちろんそれは悪いことじゃない。
むしろ、そうやって進めば、自然とそろそろ人と話したいなぁとか、ちょっと寂しいなぁって感情が湧いてくる。
ワガママだよね。
自分が足りてる時は、いらないってスタンスなのに、足りてない時ばっかり欲してる。
まるであまのじゃくのように。
それでも、このことすら大事なことで。
人と話さなくて、交流もないからこそ孤独を感じるし、話したくなるし、交流もしたくなる。
逆に、会い過ぎたり、交流し過ぎると、少しいっかなって思う。
どちらも表裏一体で、どちらも知ってるからこそ人間味が深くなる。
まさに光と影。
どちらかがいないと成り立たないし、どちらかが強過ぎてもアンバランスになってしまう。
- ネガティブとポジティブ
- 政治家と国民
- 労働と賃金
- テレビと視聴者
- 商品と価値
などなど、どちらも必要不可欠なものであるからこそ、加減や塩梅が大事なんだ。
多少は自分の氣持ちにワガママでもいい。多少は矛盾があったっていい。
バランス感を大切に。表裏一体の感情に素直に。表裏一体の物事を受け止めつつ、許しながら生きていく。
それができれば、少しでも氣持ちが晴れる人はたくさんいるだろうから。
おわりに
明日は広島県東広島市へ!
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