どうも、いい人だって言われることに定評がある疾風(@hayate_cwrkh5)です。
今日は僕もよく言われる『◯◯っていい人だよね。』という言葉について。
周りにもいい人が多く、それで苦しんだり、損したりする人がいるからこそ、『いい人をやめる9つの方法』についてご紹介します。
仕事・人生・恋愛全てが変わる!いい人をやめる9つの方法
いい人とは
それでは、そもそもいい人とはどんな人のことを指すのでしょうか?
僕が思ういい人像は
- 「人に迷惑をかけないように」
- 「人を思いやって、人に優しく」
- 「人とケンカをしないように」
といったことが、育ってきた環境や人間関係、ルールのせいで、染み込んでしまった人たちのことを指すと思います。
例えば、僕の場合は
- 争いを避けて、言わねばならぬことや思っている事が言えない
- そこまで氣が向かないけど、頼まれるとなかなか断れない
- 恋愛においても、いい人止まりなことが多く、お兄ちゃんとかパパとか言われがち
などなど。
これだけに限らず、いい人の特徴は挙げればキリがないと思います。
いい人であるだけで、損をすることもあります。
- 「いい人ぶってる」
- 「どうでもいい人」
- 「お前は偽善者だ」
などと言われたり。
そんなにもいい人であることが悪い事なのだろうかと思ってしまうほどの言われよう。
これだけ言われれば、確かに「いい人」と言われ続けて来た人は、少なからず「変わらねば」と危機感を覚えますよね。
いい人でいるとどうなるのか?
では、いい人でい続けるとどうなってしまうのでしょうか?
まずは僕の実体験で言うと
【恋愛面】
- 「いい人なんだけどなぁ〜、恋愛対象には見れない」と言われて振られる
- 「モテそうなのにね!逆にいないのが不思議!("私はないわ〜"と同義)」
- そもそも恋愛対象以前に、「いいお父さんになりそう!」とパパ感を醸し出しちゃう
- 「一緒にいると、どこかでありのままの自分でいられなくなった」と言われた
【人生面】
- 「この偽善者が。」ってめちゃくちゃ偽善者扱いされる
- 周りからの期待が大き過ぎて、いい人でいない時の自分とのGAPに悩まされる
- 居心地がいい場所から出ようとせず、新しいものに触れることに少々抵抗がある
【仕事面】
- 頼まれたことを全て請け負い、中途半端になってしまったり、挙げ句の果てには全て投げ出してしまう
- 嫌なことが嫌とはっきり言えずに、我慢して飲み込んでしまう
- 「真面目かっ!」って言われて、つまらなく思われる
- 沈黙に耐えることができず、しゃべり出してしまう
などなど。
いい人であるが故に、「もうちょっとうまく生きれたらな。」って思った事がたくさんあります。
ここだけの話、鬱っぽくなったり(父も鬱病経験者)、自律神経失調症というものにかかったこともあります。
なぜいい人になってしまうのか?
少なからず、誰もがなりたくて、いい人になっている訳ではないと思うんです。
そこで僕は考えました。
なぜ自分はこんなにもいい人だと言われるようになってしまったのか?それは、自分が育ってきた環境の中に答えがありました。
いい人をやめるにあたって、その環境や生い立ち
1. 我慢することが良い事だと学んで来ている
僕の母は、比較的厳しい人で、何かと悪さをしたり、しちゃいけないことをする度に怒られてました。
いつの日にか、「怒られないように」という考え方が僕の中に染み付いて、悪さをせずに我慢すると「褒めてもらえる」と思うようになりました。
それ以降は、お察しの通りです。とにかく怒られないように、我慢ばかりしてその場しのぎを何度も繰り返してきました。
2. 承認欲求*1が満たされてこなかった
これがいい人と言われる人々の最大の要因なんじゃないかって思います。
小さい頃、算数や社会のテストで100点をとったり、徒競走で一番になったり、図画工作で市の作品展に出られる代表作に選ばれたり。
もちろん、子どもの僕は嬉しくて嬉しくてたまらない訳ですから、母親に自慢する訳です。
そこで言われてきたのは、「それくらい普通だし当たり前でしょっ!」という言葉でした。
その結果、僕の中の「認めてほしい!」という欲求は満たされず、どんどんと膨れ上がっていく訳です。
そして、いつしか家族には承認を求めなくなり、外側のコミュニティに認められようとしていきます。
ただそこでも、目立つことであったり、自己主張の激しいワガママだった僕は、友達から毛嫌いされたり、ハブにあったりして、この生き方も良くないんだという風に学んできました。
最終的に幼い頃の自分はどうしたかというと、
自己主張をせず、我慢することを正義とし、自己中にならずに和を整え、人に迷惑をかけないように
という、自分を押し殺したいい人を演じる事で、人から好かれようと必死になってきました。
結果、周りにはいつもたくさんの人がいてくれて、そんな自分だったら認められている、そんな自分は好きだという、他人の評価ありきの肯定感がいつの間にかできあがっていました。
3. 自分に対して投げかける言葉の重要性
これまで、生い立ちや環境について話してきましたが、もう1つここでお伝えするのは、「言葉」です。
いい人によくありがちなのが、過剰なまでに自分を責めるという癖です。
嫌われていたり、認められない自分には「価値がない」、「何てダメ人間なんだ」というような言葉をかけている人は少なくないんじゃないでしょうか?
そして、その負のサイクルは永遠に続きます。
価値がない→もっといい人にならなきゃ→なれなかった→クズ人間だ...というループであったり。
いい人にならなきゃ→あの人は自由奔放なのに好かれてる→自分はこんなに努力してるのに→できない自分なんていらない...
といったように思考のサイクルであったり、悪循環に自らハマっていくのです。
どうすればいい人をやめられる?いい人をやめる9つの方法
さて、いい人とその原因について述べてきましたが、いよいよ本題です。
その凝り固まった固定概念を取り払うために、具体的にどうすればいいのか。その9つの方法をお教えします!
1. 自分はいい人なんだという認識を作る
いきなり「いい人をやめよう!」と意気込んでやめられる人は、ハッキリ言っていないですし、完璧にいい人をやめることはおそらくできません。
だからこそ、まずは「自分はこういう人で、こんな癖があるんだ。」と自分で自分に対して居場所を作ってあげることが大事です。
ふとした瞬間に、いい人になってしまっていた気付いたら、「またいい人になろうとしてたな〜、自分お疲れ!」と心の声をかけるだけでも全然違います。
2. 人と比較することをやめて、自分のことを肯定する
自分に自信がなくて、できてる人と比べて劣等感を感じて、できるようにいい人を演じたりする人もいます。
だからこそ、比較して劣化点を探すマイナス方式ではなく、自分のできている部分や、良い点を見つける事で、自己肯定感が高まります。
そうすることによって、普段「価値がない」「自分はダメ人間だ」と声をかけていたのが、「自分にはいいところがある」「自分が好きだ」という風にプラスの声かけに変わっていきます。
3. 自分の気持ちに正直になる
いい人の中には、自分の中のマイナス感情ですら悪いものと思ってしまう人もいます。でも、悲しい感情や怒りの感情も大事な感情です。
グッと押さえ込むのではなく、きちんと解放する場を設けてあげて下さい。SNSでもよし、聞いてくれる人でもよし、日記でもよし。
どんな感情や気持ちもその時・その瞬間にあなたが感じた感情なんですから、それに噓偽りなく、素直に正直に表現していきましょう。
4. 少しワガママに、迷惑をかけて生きてみよう
いい意味でいい人は、その場の秩序を守り、氣を遣って控えめな態度をとることが多い。
その反面、いつもうらやましいのは、氣は遣えないし、声はでかいし、めちゃくちゃ自由だけど愛されるキャラ。
何もしない味気なさよりかは、存在感もあって突っ込みどころ満載なキャラ。
どちらも悪くはないが、印象に残るのは後者だと思います。また、幕末の志士たちは、思想を掲げ、人々の心に今でも炎をともす。
彼らは、関わる人を説得したり、押しつけの連続だったというが、それでも信頼され、今では歴史に名を刻んでいる。
『当たり障りのない人生』よりも、『誰かの心の中に感動を与える事や思い出を共有する』宝物を残せる人生に。
もっと図々しく、自分の世界観を前面に出す事。多少の迷惑をかけること。そして、ワガママを言ってみる事。
それが、いい人がより有意義な人生を送るために必要なちょっとの努力だと思います。
5. あやふやなYesよりも明確なNoを
もちろん頼られるのが嬉しい、いい人だからこそ頼まれごとは全て引き受けてしまいがち。
それで、無理して頼まれごとのクオリティーが低かったり、できなかったりすると自分を責めてしまうだけでなく、依頼人からの信用までも失ってしまう。
だからこそ、自分のできる範囲(キャパシティ)で頼まれ事は引き受け、無理をしなくちゃならなくなった時は、しっかりと断る。
正直に「いっぱいいっぱいだ。」と伝えてみることで、「無理をさせてしまったかな。」と思わせることができる。
もちろん、行きたくない飲み会や集まりもそう。
あなたの時間はあなたのものであって、犠牲にしてしまうには大変もったいない!
だからこそ、「予定があります」と断るのが大切で、楽しくない時間に慣れることが正しいこととは限らない。
「できない約束はしない」ということも合わせて意識してみましょう!
6. 無駄を忘れず、好奇心をいつまでも大切にする
僕は社会に対するイメージが、ずっと変わりませんでした。
毎日変わらない事の連続。同じ時間に起き、同じ時間に帰り、仕事終わりの飲み会や週末に思いっきり休む。
もちろん悪いとは思わないし、すげぇなって思います。でもそれで面白いのかなって。
そして就職活動中にたくさん言われて来たこの言葉。
『学生の内にやりたいことたくさんやっとけよ!たくさん遊んでおけよ!』
僕はこの言葉をいつも聞かされていて、“違う”と思いました。
『大人になったからって、社会に出たからって、やりたいことってできなくなるの?遊べなくなるの?それって絶対違う』
そう今でも思ってます。
幸いな事に、僕の周りには同じように
- 芸人や歌手、モデルを目指している人
- “働くを楽しく”をモットーに社会人や学生を精力的に支援している人
- 新卒フリーランスで月収100万超えの人
などなど。
たった一度きりの人生を謳歌している人たちがたくさんいます。
だからこそ、僕は今でも好奇心を大切に、いつまでも子どものように過ごそうと思う事ができるようになりました。
麻雀だって、バスケだって、映画鑑賞だって、チャリ旅だって。何一つ無駄な事なんかじゃなくて、人生を彩るためのネタ作り。
いい人から抜け出すためにも、自分の好きなことや無駄だと言われてみることに精力を費やしてみませんか?
7. 自分に限界を決めない身の程知らずとして、セルフイメージを高く持つ
例えば、身近な人や有名人の成功話を聞いて
「すげぇ!どうやってやんの!?俺にもできるはず!!」
と思うのか、
「運がよかったんじゃない?どうせ、なんか裏があるんでしょ。」
と思うのか。
どちらでもいいが、後者は線引きをする癖がついている。
成功した人を、特別扱いして、ましてや“自分には無理だ”と可能性に蓋をする。
どうせなら、できない理由ばかり並べるのではなくて挑戦してみませんか?
もちろん、成功者と同じ分野でなくたっていいと思います。自分の得意分野で勝負をすればいい。
失敗は成功のもと。
死なない限り、全てキャリアだと僕は思います。
8. マイナスオーラを持つ人との関わり方を工夫する
いい人によくありがちなのが、ネガティブな人のはけ口になってしまうこと。
僕自身もそうだったように
『あの人の話を聞いてあげられるのは自分しかいない』
『相手が話してスッキリするなら、自分に多少の違和感が残ってもいいや』
そう思ってました。
ところが、僕が読んだ本には
『マイナスオーラが漂う人を人生から排除する』
と書かれていて、「そっそんなのできないよ!!」と思ったのを懐かしく感じます。笑
ただ、関わり方は工夫できるなって思ったんです。
例えば、
- 話を切り替える
- 2人で会わないようにする
- 自分が体調も心情もすこぶる絶好調で、そんなマイナスオーラすらも吹っ飛ばせる時限定にする
などなど。
時には、心を鬼にして応えなかったこともあります。
その人がずっとそのままではダメだと分かっていたので、勇気を振り絞って指摘したこともありました。
徹底的に排除するよりも、一緒にプラスになる。
それが僕が導き出した一番の答えでした。
9. 間違いは勇気を持って指摘したり、愛のあるダメだしをすることやケンカも躊躇しない
マイナスオーラを持つ人との関わり方でも述べましたが、時に人の間違いは指摘する必要性があると思います。
成功者や先輩に従っている時もそうです。例え、その人が目上の人であったとしても、間違っていることは間違っていると指摘すべきなのです。
その方針に従って失敗して、その人だけのせいにするのは違うなと。その方針に従った人たちにも責任はあると思います。
今のご時世、隠蔽や不当な行為がたくさんメディアで報道されています。組織の正しさに溺れる人はたくさんいると思います。
『正しくないことに、正しくない』と言えないのではなく『人として正しいことを貫く人生にする』
それは忘れてほしくないですし、根底に愛があればダメだしや意見はたくさんすべきだと思います。
また、恋人同士によくある衝突を避けて、喧嘩をしないカップル。僕はこれで破局したといっても過言ではありません。
もちろん何の不満もなく、喧嘩もしないのであれば問題ないと思います。
ただ、僕はずっと衝突を避けて我慢していました。
- 「これを言ったら、衝突になるかもしれない」
- 「これを言ったら、嫌われるかもしれない」
- 「これを言ったら、相手を失ってしまうかもしれない」
そんなことで頭の中がいっぱいでした。
でも、 本当にお互いのためならば、多少の衝突はすべきだし、自分の意思表示をしたぐらいで破局するならそれまでの関係性なんだろうなと今では思います。
何か思っていることがあったり、不満があるのであれば伝えなければいけないのだなと僕は学びました。
価値観や考え方が違うのは当たり前です。全く一緒の人なんてきっといません。
だからこそ、意見は交渉すればいいんです。
全てを自分のせいだと思ってのみ込んでしまうことや、衝突を避けることが愛ではありません。
愛ある衝突
愛あるダメだし
愛あるケンカに
どんどんと挑戦しましょう。
参考図書
僕がこのまとめを書く際に参考にさせてもらった本も合わせて紹介しておきます。
自分が「いい人だな」と思う人は、是非一読あれ。
いい人をやめるためにもう一冊オススメの本があります
いい人をやめるには?と考える人ほど、
- いい人という「習慣」をやめる必要がある
- 自分のセルフイメージが「いい人」だと凝り固まっている
などが原因として挙げられます。
そんなあなたには、「心理学史上最大の発見」と言われ、全世界で3000万人以上に大きな影響を与えてきた、ドクターモルツのサイコサイバネティクスさんの「自分を不幸にしない13の習慣」をオススメします。
- フランクリン・ルーズベルト元米国大統領
- エレノア・ルーズベルト夫人
- 画家のサルバドール・ダリ
- 億万長者メーカー、ダン・ケネディ
- 自己啓発の大家、ジグ・ジグラー
- 全米トップクラスのパフォーマンスコーチ、リー・ミルティア
- 心のチキンスープの著者、マーク・ビクターハンセン
- 世界No1コーチ、アンソニー・ロビンス
などなど、多くの著名人もその影響を受けています。
今なら特別価格で1,300円のところを1,000円だそうです。
かつ、もし満足しなかった場合は30日間の保証期間(全額返金)もついています。
たった1冊の本で、いい人をやめるキッカケを得るもよし、ここで見逃してそのままの人生でも良し。
あなたはどちらの人生がいいですか?
いい人をやめる一歩を踏み出す
*1:※承認欲求とは...人から認められたい!という欲求