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【殴り書き】プラダを着た悪魔の感想〜9つの大切な氣付き〜

 

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かれこれ250作を超える映画を観た、はやて(@hayate_cwrkh5)です。

 

プラダを着た悪魔を観て、純粋に「他の人の感想が見たい」と思ったのと

たくさん学びや氣付きがあったので、ブログに残しておこうと思ったのです。

 

まとめると、機会があれば「また観たい!」と思える良作でした。

 

 

プラダを着た悪魔の感想〜9つの大切な氣付き〜 

あらすじ

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(出典 : Ciatr)

 

恋に仕事にがんばるあなたへ贈る、ゴージャス&ユーモラスなサクセスストーリー。大学を卒業し、ジャーナリストをめざしてNYにやってきたアンディ。オシャレに興味のない彼女が、世界中の女性たちが死ぬほど憧れる仕事を手にしてしまった! それは一流ファッション誌“RUNWAY”のカリスマ編集長ミランダ・プリーストリーのアシスタント。しかし、それは今まで何人もの犠牲者を出してきた恐怖のポストだった! ミランダの要求は、悪魔的にハイレベル。朝から晩まで鳴り続けるケイタイと横暴な命令の数々、その上「センス、ゼロ!!」と酷評され、アンディはこの業界が努力とやる気だけでは闘えないことを思い知らされる。キャリアのためとはいえ、私生活はめちゃめちゃ。カレの誕生日は祝えないし、友達にも愛想をつかされる。この会社で、このままでいいの? 私って、本当は何をしたいんだっけ?

 

プラダを着た悪魔は、敏腕・女鬼編集長のミランダ(メリル・ストリープ)と

ジャーナリストを目指すアンディ(アン・ハサウェイ)が主演の2006年に公開された映画。

 

Youtubeにて、映画ダイジェストがあったので載せておきます(*^^*)

 

(出典 : YouTube)

 

①アン・ハサウェイが綺麗すぎる件について

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「いきなりそれかよ!!」

 

って思われそうですが、まだ見ていない人は、あなたが思ってる以上に

この映画のアン・ハサウェイは綺麗だということを肝に銘じておいてください。笑

 

最初のパーカー着てるアン・ハサウェイも、後々ドレスを纏うアン・ハサウェイも

どちらも可愛く、そして綺麗で、その変化を楽しむことができる。

 

余談だけど、半端なくスタイル抜群でした。笑

 

②ファッションは内なる美を磨くキッカケ 

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どちらかといえば、ぼく自身も服装にはほぼ興味がありませんでした。

生きていければそれでいいし、何よりファッション性よりも機能性重視。

 

ただ、前よりもファッションには興味を持ち始めてきたんですよね。

というのも、前までは「服装なんか関係ない」だとか「こんな服着れない」って思ってたんです。

 

でも、その根本を探ってみると【セルフイメージ】だってことがわかったんです。

 

「どうせ服装を変えたって印象なんか変わりゃしないもん」

「あんな高そうな服自分には似合わないし、とても着れない」

 

って、自分で自分の評価を下げていたセルフイメージがあったんですよね。

 

ただ、この映画を観ても、ヒロインであるアンディが着る服が変わったことによって

周りの見る目が変わったり、どんどん自信を身につけて変わっていく様を通じて

ファッションとは、自分の内なる自信やイメージを高めるものなんだろうなと。

 

それまでの自分は、服をモノとして捉えていたけど、いうなれば、ファッションとは

自分の魅力を最大限引き出すためのツールなんだなと。

 

外見で第一印象を良くするもしかり、内面の自信やイメージを高めるのもしかり。

たった少しの努力で自分が変われる素敵なキッカケの一部なんだろうなと思いました(*^^*)

 

③凡人には「こんなもの」だけど、プロは違う

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劇中の冒頭、アンディが仕事に慣れ始めの頃に、ラン・スルー(お披露目)の時に

全く同じ色の(ぼくにも違いがわからない)ベルトを見て、クスッと笑ってしまい

「何がおかしいの?」とミランダに言われたのに対して言った言葉。

 

これに対して、ミランダは執拗なまでにアンディを論破していきます。

 

 

家のクローゼットから、その冴えない”ブルーのセーター”を選んだ。”私は着るものなんか氣にしない。マジメな人間”ということね。

でも、その色はブルーじゃない。ターコイズでもラピスでもないセルリアンよ。

知らないでしょうけど、2002年にオスカー・デ・ラ・レンタがその色のソワレを、サン・ローランがミリタリージャケットを発表。

セルリアンは8つのコレクションに登場、たちまちブームになり、全米のデパートや安いカジュアル服の店でも販売され、あなたがセールで購入した。そのブルーは巨大市場と無数の労働の象徴よ。

でも、とても皮肉ね。ファッションと無関係と思ったセーターは、そもそもここにいる私たちが選んだのよ。”こんなの”の山からね。

 

そりゃもう流れるようなテンポで、このセリフという名の棘をアンディは受けるのですが

ファッションだけに限らず、これはどの分野でも言えるんだろうなと。

 

普通の人が「価値がない」と思っていたものは、

案外プロや必要としている人たちからすれば「価値があるもの」や認知されてるものだったりする。

 

いつだって映画の出来や役者の演技に評価をつけるのは素人だったりして

洗練された人たちからしたらもの凄い演技なのかもしれない。

 

要するに、何かを評価したり、判断する時は、精通してから言えよってこと。

何も知らないのに「こんなもの」っていうのはナンセンスなんだなと思った。

 

④仕事ができる=言われた1以上をやってのける

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ミランダのアシスタントであるアンディは、ミランダの双子の子どもへのケアもしてて

出稿前のいわゆる世の中に出回ってない原稿をGETしないとクビだと言われるんです。

 

この何とむちゃくちゃで「そんなん無理じゃん!!」って思う注文をすることか。笑

ただ、アンディはこれに対して、途中あきらめそうになるも、紆余曲折あって成し遂げるんです。

 

しかもその原稿は双子用に2部コピーして、原稿だと分からないように表紙までつけ

さらに、ミランダのもとに渡すのではなく、制限時間内に双子の手元にまで届けちゃう。

 

1依頼されたのを、アンディは2も3も上乗せしてやってのけるんですよね。

このことからも仕事ができる人は、期待値を超える仕事をする人なんだろうなと。

 

1言われたことはしっかりこなすとして、+αで何をしたら期待を超えられるのか

そうやって自分で考えて、創意工夫する力をアンディに見せてもらいました

 

最後の部分で、アンディはミランダのもとを離れていくのですが

その後、ミランダの粋なはからいでしっかり文芸誌に就職できるんですよね。

あの最後のシーンは何度みても「くぅ〜〜〜!!」ってなりますね。笑

 

⑤自分のレベルが上がると、付き合う人が変わる

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これは良くも悪くもあるなと。

 

アンディが仕事をバリバリできるようになってからというもの、

クリスチャン(サイモン・ベイカー)との距離が近くなっていく代わりに

昔ながらの友達たちは、少しずつ離れていく。

 

アンディ的には、この鬼のように大変な仕事を1年間やり遂げたら

今後どんな仕事でも(ジャーナリストのため)やっていけるから頑張っているのに

友達たちからは「ブランドに取り憑かれてる」「昔のアンディじゃない」って言われるんです。

 

確かにアンディが、仕事をこなせるようになったことや服で自信もついたから

そのセルフイメージにあった人たちが周りに集まってくるのは当然のこと。

 

自分を変えたいのであれば、自分の望む理想像に近い人たちと付き合ったり環境を変えるといい。

ただ、それまでの仲間たちを失うってのは、また違った悲しみがありますよね。

 

ただ、ぼくが思うに、これってどっちも悪くないというか、だれが悪いとかじゃなく

ただ単に「求めるもの」が変わっただけなんだろうなって思うんですよね。

 

ぼくが実際そうなのですが、うまく生きるためにとか、仕事を効率良くするために

みたいな部分を求めるようになったとしても、昔からの友達はそうじゃなかったりする。

 

端的に言えば、話が合わなくなったり、会う時間がもったいないかもって思っちゃったり。

でも、ぼくにとっては同じ青春時代を過ごした良き友だったりするわけで。

 

確かに「やってること」とかは変わっちゃったのかもしれないけど

「中身の人」って部分では何も変わってないから、そこで見て欲しいというか。

 

地元の友達には、地元の友達の良さがあるんですよ。

何も意識せず、ただひたすらくっちゃべったりとか、麻雀したりだとか。

 

そういう「自分の求めるもの」が変わっていって

人付き合いや環境が変わったとしても、それまでの関係も大切にしたいなと思いました。

 

⑥大切な人の価値観が変わったらどう対処するのか

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アンディが仕事優先になるようになってから、ネイトとの関係は悪化していくんですよね。

 

いい意味で、アンディは綺麗になったし、仕事もグッとできるようになったのに

ネイト的には、仕事の愚痴を言っては、素朴な服を着てたアンディの方が良かったと。

 

これって、一緒にいたいなら「変わったこと」を受け止めるしかないよなと。

むしろ、変わらないなんてことはないんだから常にその努力が必要だよなと。

 

もし受け入れられなかったら、それは別れを意味するわけで。

好きだけじゃ続かない、愛し合ってるのに別れなくちゃならないって辛いよなぁ。笑

 

100%絶対に変わらない保証なんてないし、めっちゃメッチングする!

なんてものもないんだろうから、こればっかりはお互いの努力なんだろうなと。

 

⑦ぼくは出世できる氣がしない

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1年の中での大イベントであるパリ同行に、もともと行く予定だった第一アシスタントのエミリー。

第二アシスタントだったアンディは、仕事力もファッションもエミリーを超えたことによって

ミランダが、エミリーの代わりにアンディを連れていくとだけ伝えて、自分で決めろっていうシーンがあって。

 

結果、アンディはエミリーを蹴落とすカタチでパリに行くことになるんです。

物語の終盤でも、同じようなことがあり、こういう業界にいる以上はそれが求められてくる。

 

でも、人を蹴落としてのし上がっていくミランダの姿を見て、アンディは最終的に

ミランダのような生き方はしたくないと、ランウェイを去っていくんですよね。

 

その部分にめちゃくちゃ共感して、あぁ自分もその生き方は真似できないなぁと。

馬鹿正直だし、ずる賢さなんてものが一切ないから、出世できないんだろうなぁって。笑

 

そういった競争がない平和な場所で、のほほんとしてたいものです。笑

 

⑧辛い時のもう一踏ん張りは、莫大な成長をもたらす

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アンディは、何度も「こんな仕事やめてやる!」ってやめようとするんですが

その都度やめずに結果的に約1年間頑張るんですよね。

 

ただ単に辛いから辞めるのか、結果を出してから辞めるのかだとこんなにも違うんだなと。

 

筋トレもそうだけど、あのめっちゃ辛い状態での1回って半端ない効果があって。笑

「もうダメだ」って時にこそ、もう一歩だけ頑張って踏み出してみよっかなって思えました。

 

⑨何に重きを置いて、何を人生において大切にするのか

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結果的に、彼氏の誕生日をすっぽかしちゃったり、父親との時間を大切にできなかったり

もともとジャーナリストを目指していた素直な自分の氣持ちに、嘘をつかずに

アンディは会社を辞めるんですよね。その姿がとてもかっこいいというか。

 

そのまま続けていれば、誰もが憧れるミランダのアシスタントだったのに

自分がほんとうに大事にしてるもの、成し遂げたいものに向かって進んでいく。

 

そうやって決断ができるのは、アンディの中に「自分」という名の軸があったからだろうなと。

どんな人生も選べるとして、どんな人生にしたいかは自分で決めることができる。

 

そこに幸せか不幸せかなんて基準は、他の人の評価で決まる訳ではなくて

自分がこれがいい!と思う人生のど真ん中を生きることがいいんだろうなって。

 

あとがき

プラダを着た悪魔は、全体を通して音楽のつなぎ合わせがとても綺麗でした。

 

見てて飽きないし、全部のシーンが綺麗につながっているようにも感じる。

曲とシーンもめっちゃマッチングしてるし、サントラを思わず買いたくなるぐらい。

 

きっと観る時の、置かれている環境や人間関係によっても感想が変わってくるかと。

観る度に発見することも変わってくるだろうから、今後も間違いなくことあるごとに観ようと思います。

 

観たことがない人は、ぜひ観てみてくださいね*\(^o^)/*

 

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