自宅出産して1ヶ月経っていろんなことを思うし、この10ヶ月間いろんな準備があったけれど、わたしと疾風さん二人の準備はもっともっと前から始まっていたんだよなぁ。そんな祭人を迎えるまでを書いていくね。
▼付き合って12日で結婚した風とヒッピーのチビすけ誕生話
子どもが欲しかったふたり
疾風さんと結婚した2017年9月23日からしばらく経った頃、ふたりで子どもの話をしたんだ。
ふたりとも兄弟が多く、お互い長男長女っていう一番上だったこともあり、子どもは大好きで、将来的にはもちろん子どもは欲しいねって話になって。
責任があることだし、いきなり結婚とは違って(付き合って12日で結婚するのは常識的ではないと理解はしてますw)やっぱり考えなきゃいけないことはたくさんあるよねって。
子どもは欲しいけれど...壁
お金のこと、仕事のこと、住む場所のこと、親のこと、疾風さんの動き方のこと、わたしのやりたいこと。
一通り話してみて、特に疾風さんは
「いろんなことが落ち着いてちゃんとしっかりしてから子どもは考えたい」
って話してくれたよね。
わたしももちろん、子どもを授かるならお互いが望む時であるべきだと思っていたから、じゃあそれらがクリアになってからにしようかって。
もちろんエッチをするときはコンドームをしていたし、望まない妊娠をしないように、わたしはピルを飲んでいて。
パパになる疾風さんの夢
それから2・3ヶ月経った、12月くらいかな。
疾風さんがポツリポツリと話してくれたんだ。
「オレ、今まで頭で考えて動くが多かったから。Wantsだけでいったら子どもはすぐに欲しいし、昔からパパになるのが夢だったんだ。」
「だから、本当は色々と考えなきゃいけないことはたくさんあるけど、ちゃんと状況を受けとめて、必要なこと、必要なものはこれから準備していくから、子どもが欲しい、パパになりたい。」
そう心からの気持ちを打ち明けてくれたんだよね。
じぶんからやりたいことをいう疾風さんは、その当時すごく珍しくて、でも出会ってからだんだんと自分の感情や欲望に素直に向き合っていく様子をわたしはすごく嬉しく思っていて。
疾風さんがそこまでいうなら、わたしもそこに乗っかろう!と飲んでいたピルをやめて、コンドームをつけずにエッチをするようになったの。
「スキに挑戦し続けられる」親でいたい
結局さ「これがあるからできない。あれが終わらないとしちゃいけない。」って自分に対するただの言い訳で。本当にしたいことなんだったら、そのできない理由を無視してでも先に行動するべきなんだよね。そこができて初めてできない理由の対処を考える行動に移れる訳で。
きっとここで「子供を作ろう」という判断しなかったら、わたしたちは子どもが急にできてしまって自分たちのしたいことができなくなった時に今度は子どもを言い訳に諦めてしまうだろうなって思ったんだ。
子どもに対してそんな親にはなりたくなかったし、わたしが大事にしたいスキを好きだけをし続けられる姿こそが子どもに見せたい姿だったんだよね。
子どもを迎える準備をしていった
そこからわたしがかねてから自宅出産をしたかったことから育くむシェアハウスとっとの構想が生まれて、住処が決まり。
わたしは毎日していた、酒盛りを晩酌程度に数を少なくしていき。笑
お金は稼げるけど、体に負担をかけていたスナックのバイトをやめて。
基礎体温を上げるよう、薄着をやめてお腹(特に子宮)を温めることを意識して。
少ないお金だけど、ふたりで子どもができたときのために500円玉貯金を始めたりして。
そんな小さなことだけど、子どもがいつできても受け入れることができる準備をしてきたんだ。
なんとすぐに妊娠できた
結婚式の準備も本格的になってきた3月後半。いつも順調に来るはずの生理がこず「あれ?もしや?」とおもいつつもなんとなく忙しい日々が過ぎ。
4月13日まで待って、やっぱり生理がこない!でも生理痛みたいな腹部の鈍痛がある!ということで、市販の妊娠検査薬を買ってセルフチェックしたんだよね。
結果は待望の妊娠判定。
妊娠しやすい体づくりや十分な食事、そして妊娠しても受け入れる準備をしてきたココロの余裕がきっとこんなにも早く妊娠できた理由なんだと思う。
疾風さんはその夜、終始喜んでいるのに「まじかぁ...まじかぁ...」と放心状態で。笑
後日、産婦人科で検査を受けたところ、妊娠7週目ということだった。
エコー写真を見て「あ、本当にこのお腹にはわたしたちの子どもがいるんだ」とやっと実感が湧いたよね。
そこからより具体的に出産方法や病院をどうするかっていうのを話し合ったんだ。
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