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付き合って12日で結婚した話。

かぜとなれ

便利さは良くも悪くも捉えられるが【夢】に悪気はないはずだ

 

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『夢を持つという事は、同時に現実と闘う事になるのを覚悟する事だと思うよ。』

 

どうも、駆け出し俳優ブロガーの疾風(@hayate_cwrkh5)です。

 

最近、機械の進化による『便利さ』が進んでいたり、『便利グッズ』なるものがたくさん普及されてきている。

 

それと同時に原点回帰というか、『生産』ができるように村作りや農業に戻る人もいれば、『ミニマリズム』のように必要最低限のモノしか持たない人も出てきた。

 

そういう時代背景だからか、、、

 

やれ『添加物とかありえない』とか、やれ『農薬なんか使うな!』とか、やれ 『機械が発展し過ぎで困る』とか...

 

良く捉えられることもあれば、悪く捉えられることもある。

 

今日は、そんな状況に疑問を感じていた僕の想いを晒していく。

 

便利さは良くも悪くも捉えられるが、夢に悪気はないはずだ

Mr.Children - Every thing made from a dream 歌詞より

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出典 : Mr.Children アルバム『Q』より

 

作詞 : KAZUTOSHI SAKURAI

作曲 : Mr.Children

 

何時間眠っても疲れはとれないし

近頃は道草せず家に帰る僕だ

ハッピーな夢を見て 眠りたい

 

手塚マンガの未来都市の実写版みたいな街だ

ハイスピードで近代化は進む でもなんとなくメランコリック

何と引き換えに現代(いま)を手にした

 

3.2.1.0で 打ち上げた夢は今 どこらへん

oh oh oh Where? 飛んでんだろう

あなたには見えるかい?

 

ブルースリーもジョンレノンもこの世から去った今

あの情熱を あの感動を遺伝子に刻もうか

そう 歌いながら 叫びながら

 

1.2.3.GO!で 打ち落とした誰かの夢 今はもう

oh oh oh 手おくれ 償えもせず

次第に慣れてった

 

夢、夢って あたかもそれが素晴らしい物のように

あたかもそれが輝かしい物のように 僕らはただ讃美してきたけれど

実際のところどうなんだろう?

 

何十万人の命を一瞬で奪い去った核爆弾や細菌兵器

あれだって最初は 名もない化学者の純粋で

小さな夢から始まっているんじゃないだろうか?

そして今また僕らは 僕らだけの幸福の為に

科学を武器に 生物の命までをもコントロールしようとしている

 

そして マーチは続く 遥かな未来へ

 

やっかいだな 夢は良くもあり 悪くもなる てな訳で

oh oh oh yes 僕らの手に懸かってたりして

 

3.2.1.0で 今こそ打ち上げよう 僕らの

oh oh oh oh 夢

every thing is made from a dream

every thing is made from a dream...

 

(出典 : YouTube)

 

僕はミスチルのファンクラブに所属して6年目になるが、ふとこの曲の歌詞が時代を風靡し過ぎていて、思わず記事にしたくなった。

 

この曲が収録されているのは、2000年に発売された『Q』というアルバム。

 

僕が7歳だった2000年には、サザンオールスターズの「TSUNAMI」がシングル売り上げ1位になったり、イチローが野手初の大リーガー選手になったり、今は完結しているハリー・ポッターも2作目の「秘密の部屋」だったり、「IT革命」という言葉が流行語にノミネートされたり...

 

今から約16年前に発表された曲なのに、なぜか当時から今の2016年を予言するかのような歌詞で驚きを隠せない。

 

歌詞の一部から勝手に重ね合わせ

何時間眠っても疲れはとれないし

近頃は道草せず家に帰る僕だ

ハッピーな夢を見て 眠りたい

 

これはサラリーマンを風靡しているんだろうなと。

 

毎日同じ時間に起き、同じ時間に出社し、夜遅くまで働いて寄り道せずに帰って、また同じことの繰り返し。

 

いくら寝ようとも疲れはとれないし、せめて夢の中だけでもハッピーになりたいと。

 

手塚マンガの未来都市の実写版みたいな街だ

ハイスピードで近代化は進む でもなんとなくメランコリック

何と引き換えに現代(いま)を手にした

 

まさにその通りで、近代化という名の機械化がどんどんと進んでいて、人間の仕事は淘汰され始めている。

 

SNSも発展して、コミュニケーションの希薄化が垣間見えたり、医学が進歩して高齢者の寿命も伸び、少子高齢化社会になってきている。

 

現代が抱える問題はたくさんあって、進歩してきてはいるが、何となく憂鬱な気分だと。

 

夢、夢って あたかもそれが素晴らしい物のように

あたかもそれが輝かしい物のように 僕らはただ讃美してきたけれど

実際のところどうなんだろう?

 

何十万人の命を一瞬で奪い去った核爆弾や細菌兵器

あれだって最初は 名もない化学者の純粋で

小さな夢から始まっているんじゃないだろうか?

そして今また僕らは 僕らだけの幸福の為に

科学を武器に 生物の命までをもコントロールしようとしている

 

そして一番今日伝えたいのは、ここだ。

 

僕も夢の素晴らしさを伝えようと、自分の夢を追う選択をした訳だが、ここでは『夢ってあたかもそれが素晴らしい物のように、あたかもそれが輝かしい物のように僕らはただ讃美してきたけれど、実際のところどうなんだろう?』と疑問を投げかけている。 

 

 『何十万人の命を一瞬で奪い去った核爆弾や細菌兵器。あれだって最初は名もない化学者の小さな夢から始まっているんじゃないだろうか?』という言葉も胸にくるものがある。

 

冒頭でも挙げたが、やれ『添加物がどうだ』に対しても、人間の身体を悪くするために開発されたものじゃないということは痛い程に分かる。

 

「少しでも長持ちを!」とか、「少しでも美味しく見えるように!」っていう開発者とか研究者の小さな夢だったんじゃないかな。

 

やれ『農薬がどうだ』っていうのも、「虫から野菜を守るために!」とか「すくすく育つように!」とかっていう小さな夢だったんじゃないかな。

 

機械化だってそう。

誰も人間の仕事を奪おうとして制作してる訳じゃない。「効率化」とか「もっと便利に」っていう小さな夢だったはず。

 

なぜか、新しい進歩や革命、古き良き風習や製品みたいなものが「あれは良くない」みたいに揶揄されることが、もったいないと感じてしまう。

 

やっかいだな 夢は良くもあり 悪くもなる てな訳で

oh oh oh yes 僕らの手に懸かってたりして

 

そしてこの部分。

 

結局『夢』って良いものなのか、悪いものなのかを決めてるのは僕らな訳であって、それをどうするかも僕ら次第なのだということ。

 

『夢』自体に悪気なんてないはずなんだ。

 

いたちごっこをしていては何も変わらない

これから先も、どんどんと近代化は進むし、それに伴って色んな意見が出たり、様々な解釈がされる。

 

ただ、『悪いところ』や『欠点』を探して、ただいちゃもんをつけるだけでは何も変わらないし、何も良くなっていかない。

 

もちろん必要なことではあるのだが、根底に何があったのかを見極める力が大切だ。

 

利益だけを追求しているものなのか、便利さだけを追求したものなのか、地球や誰かのために生み出されたものなのか。

 

ただただ悪いと事実を突きつけるだけじゃなく、「どうすれば良くなるのか?」「どうすれば同じ轍を踏まないのか?」「どう活かすことができるのか?」というところに視点を向けることが大切。

 

シンプルに、人の捉え方が磨かれれば、同じものでも違った見方になるんだから。

 

 

今日はなんだか何とも言えない気持ちになったね。明日はもーっと楽しくなるはずだよね、ハム太郎。