「自転車一人旅めっっっちゃ楽しかったな」
どうも、神奈川から沖縄まで自転車で移動した、はやて(@hayate_cwrkh5)です。
学生や長期休みができた人にとって
「自転車で一人チャリ旅をしてみたい!」
と思うことは、少なからずだれでも一度はあるのではないでしょうか?
ぼくも2016年の10月10日に神奈川県横浜市を出発し、10月28日に沖縄に到着しました。
でも、出発する前はいろんな不安や疑問がありました。
- 自転車で一人チャリ旅する時の持ち物って何が必要なんだろう?
- 洗濯とかってどうしてたの!?
- ルートってどう決めればいいんだろう?
- 1日に進める距離って実際どのくらいなの?
- おすすめの自転車の種類ってなによ!
- 食費とか宿泊費とか込めて、お金はどれぐらいかかるの?
みたいに、これから自転車で一人旅をしようとしている人には
たくさん分からないことがあると思います。
そこで、実際に自転車旅を終えて、どんな感じだったのかをここに残しておきます(*^^*)
(記事終わりから、1日目〜19日までのチャリ旅日記がはじまります。
19日目の記事には、ぼくから素敵な動画のプレゼントがありますので、ぜひ見てくださいね)
- これからチャリ旅をするあなたへ
- 沖縄までのチャリ旅ルートってどんな感じ?
- チャリ旅でのルートを決める際の注意点
- 自転車で一人チャリ旅する時の持ち物は?
- チャリ旅での泊まる場所や洗濯は?費用って結局いくらぐらいだった??
- あとがき
- 1日目〜19日目のチャリ旅の記事はこちら
これからチャリ旅をするあなたへ
意外と沖縄まで自転車で行ってみたい!って人は多いんじゃないかと思って探してみると
日本一周はしたいと思わんけど、こっから沖縄まではチャリで行きたいとおもう。
— 阿部航平 (@kqhfkdhx) 2016年3月2日
https://twitter.com/ino_rin_/status/770300098177671168
https://twitter.com/kon_ban_wani/status/770739718090665986
こんな感じで、ちらほらいるけど実際に実行している人はほぼ皆無。
そんな訳でぼくが実際に実行してその記録を残してきました。笑
沖縄までのチャリ旅ルートってどんな感じ?
iphoneのマップアプリで検索しても、この通り。笑
徒歩だと「経路を案内できません」だし、車だと高速で表示されちゃう。
なので、実際にぼくが通った道のりを以下に記しておきます!
- 1日目 : 神奈川県横浜市鶴見発→静岡県沼津市着(120km)
- 2日目 : 静岡県沼津市発→静岡県掛川市着(120km)
- 3日目 : 静岡県掛川市発→愛知県刈谷市着(113km)
- 4日目 : 愛知県刈谷市発→名古屋経由→三重県四日市市(52km)
- 5日目 : 三重県四日市市発→京都府京都駅着(91km)
- 6日目 : 京都府京都駅発→寄り道→大阪府大阪市着(100km)
- 7日目 : 大阪府大阪市発→兵庫県姫路市着(91km)
- 8日目 : 兵庫県姫路市発→岡山県倉敷市着(115km)
- 9日目 : 岡山県倉敷市発→広島県東広島市着(92km)
- 10日目 : 広島県東広島市発→山口県周南市着(116km)
- 11日目 : 山口県周南市発→山口県山口市着(50km)
- 12日目 : 山口県山口市発→関門海峡通過(九州上陸)→福岡県北九州市着(82km)
- 13日目 : 終日おやすみ
- 14日目 : 福岡県北九州市発→福岡県福岡市着(62km)
- 15日目 : 福岡県福岡市発→熊本県熊本市着(106km)
- 16日目 : 熊本県熊本市発→熊本県人吉市着(92km)
- 17日目 : 熊本県人吉市発→鹿児島県鹿児島市着(92km)
- 18日目 : 知覧特攻平和会館観覧→フェリー乗船
- 19日目 : フェリー沖縄本部着→コテージなかどまり(47km)
総走行距離は、約1,600km!
肌感覚ですが、スポーツ歴あり&普段運動している&体力には自信がある、ぼくの場合、
1日120kmが限度、90kmは普通、それ以下はもう少し進めるかな?といった感じでした。
道中で過去にサイクリングをやっていた人曰く
普通の人ならば1日80km〜100kmを目処に進めばいいとのことでした(^_−)−☆
チャリ旅だから、自分の好きなようにペース配分を決めちゃいましょー!
チャリ旅でのルートを決める際の注意点
その1. 坂道はなるべく少ない海沿いがベスト!
上記画像を見ていただけたら分かると思いますが、海沿いの道を進むと
- 高低差が少なくて済む
- 道幅が広い
- 大通りのため人通りも多い
などと、安全に進む上でのメリットがたくさんあります。
たまに最短距離じゃなかったり、時間が他の道よりもかかることもありますが
長期的に考えれば、少しでも余裕を持って進むために、遠回りの方がはるかに楽です。
一方、山道を選択してしまった場合
上記の画像のように、ルート自体の距離はそこまで変わらないものの
高低差が200mを超える山道を通ることになり、精神的にも体力的にもやられます。
もちろん坂道を下る時の爽快感は半端ないですが。笑
山道の場合は道幅もせまく、大型貨物トラックなども多く通っていて
非常に危険な道が多いだけでなく、なにかあった時にコンビニなどもなくて不便でした。
よっぽど体力に自信がある人じゃない限り、海沿いの平坦な道を選びましょう!
その2. 国道1・2・3号線沿いの落とし穴
きっと大半のチャリ旅初心者は、
「国道沿いを進めば大丈夫っしょ!」
と思ってるのかもしれないですが、実はうまくいかないことがしばしば。
こういった自転車進入禁止の標識がある場合は、その道を通ることができません。
その場合は、ナビに逆らって抜け道なり、違う道を進まなければなりません。
こういった標識がある場所は、バイパスです。
バイパスにぶち当たった時に、間違ってバイパスに乗ってしまうと捕まります。笑
こんな感じでバイパスがナビに表示されている場合は、
そのバイパスの左右どちらかにある小さい脇道を通っていくことになります。
少しくねくねした道になるものの、バイパスの下を通ることになるので
そこまで距離が伸びたり、時間がかかるというわけではありません(^_−)−☆
ただし、こういう「道なの?」という道もありますし
坂道じゃないと思ってた場所が思わぬ坂道だったりもします。
その時は「旅の醍醐味」だと割り切ってその道を楽しみましょう!笑
その3. 出発時間と到着時間に氣をつける
自転車の種類にもよりますが、だいたい自転車のスピードは時速10〜15km。
時速10kmの場合、80km進むとなると単純計算で8時間はかかります。
そこに休憩時間や坂道なども含めると、予定時間通りにいかないこともしばしば。
ましてや天候が雨だったりすると、まったく自分の思うように進めません。
そこで、前日ないしは出発する前に距離とルートから走行時間をしっかりと計算し
日が暮れる前までには、目的地に着くようにプランニングすることをおすすめします。
万が一、予定通りに進めずに山道を夜に通った時の写真がこちら。
車の通りは少ないし、無音でヤバそうな雰囲氣で二度と夜には通りたくない。。。笑
精神は疲れてなくても、身体は驚くほど疲れてるので
十分に休めるよう夜は早く寝て、朝は早く起き、余裕を持って移動しましょう(*^^*)
自転車で一人チャリ旅する時の持ち物は?
実際にぼくが準備した持ち物がこちら
- パンツ5枚
- スウェットズボン
- フリース
- ロングTシャツ
- Tシャツ3枚
- コンタクト関連(洗浄液,ケース,コンタクト)
- メガネ
- サングラス
- 歯ブラシ
- 充電器類
- mac
- ポケットWi-Fi
- 筆箱
- 噛むブレスケア
- ボディシート
- アルコール
- ウェットティッシュ
- 日焼け止め
- モバイルバッテリー
- 帽子
- グローブ
- 前後ライト
- ケツパッド
- パンク修理キッド
- 万能キッド
- iPhone装着型ケース
- 小さい財布
- 財布
- タオル2枚
- バスタオル1枚
- カッパ
- 折りたたみ傘
- シャンプー&リンス
- アイマスク
- 556
- AG
この中でも特に必須だったのが、
- 帽子
- グローブ
- 前後ライト
- 六角レンチ
- ケツパッド
- モバイルバッテリー
でした。
一人チャリ旅におすすめのカスタマイズは??
ライトはケチると、照射範囲が狭く、夜道が危険なので
ぼくは「CAT EYE」というメーカーのライトを前後に装着していました!
あと、なめてると痛い目にあうのが「ケツパッド」です。
これはケチると、ケツが痛くて走れないという大惨事になりかねないので、
ぼくは「PEARL IZUMI」の「サイクリングインナーパンツ」を履いていました。
裏返すと、このように分厚いパッドが内側にあって、これがケツの痛みから救ってくれます。
ちなみにサイズ感を間違うと、氣になって仕方がないので、サイズは間違えないように。笑
それから、道中のナビはいちいち止まっているわけにもいかないので
ぼくは自転車に以下のようにケースを装着してナビを使用していました。
雨が降った時でも、雨を防ぐこともできて、ケースの上から操作もできたので
チャリ旅を考えているのであれば、これも最低限必須のアイテムといっても過言ではありません。
上記3点は最低限揃えておくといいですよ(*^^*)
ちなみに多くの人が、自転車にいろいろ装着して大荷物になることを
イメージしてると思うのですが、ぼくはこんな身軽な格好で19日間一人旅しました。
リュック一つ。笑
服装もウェアとかじゃなく、バスケの時に履くパンツと半袖とバスケ用のソックス。
そして何より、足元を見ていただきたいのですが「サンダル」でしたwww
というのも、雨が降って濡れたぐちょぐちょの靴を履くぐらいなら
最初からサンダルで濡れた方がマシだなって思ったからでして。笑
19日間この格好とサンダルで終えられたので、なんら問題はありません。笑
ちなみに、ぼくが乗ってた自転車はGIANTの「マウンテンバイク」です。
ぼくが高校入学と同時に買ってもらって、約9年間も乗り続けた相棒のような存在。
一応タイヤはオンロード用のものに取り替えましたが
マウンテンバイクでも問題なく進めましたし、一度もパンクしませんでした。
大丈夫。
きっとどんな自転車でも、やる氣さえあればいけるから。笑
チャリ旅での泊まる場所や洗濯は?費用って結局いくらぐらいだった??
結論から総費用は、約4万円ほどでした!その内の2万円はフェリー代です。
残りの2万円の内訳は、だいたいが食費(飲み物含む)と観光費(参拝など)と銭湯代。
ただ、道中いろんなことがあり、2万円プラスになったので、実質2万円で旅を終えました。
多くの旅人たちは、野宿やネカフェを活用すると思うのですが、
ネカフェに2回、カラオケBOXに1回泊まった以外は、人のお家に泊めていただきました。
リアル田舎で泊まろうをほんとに実現させたり
全国各地にいる友人の家に泊まらせてもらって、洗濯もそこでお借りしてました。
というのも、なかなか今の時代、会いたい人に会いに行ったり
遠くのひとに会いに行く機会もないなと思ったので、旅に出る前からSNSを活用して
「横浜から沖縄まで自転車で一人旅するので、泊めてください!」
と、ルートと予定日をあらかじめ拡散&お知らせして
「いいよー!」って言ってくれた人の家に、おじゃまさせていただいてました。
中には夜ご飯や朝ごはんをご馳走していただいたり
お昼ご飯にって弁当やおにぎり、餞別を渡してくださる方々もいて。
こんな風に「人に頼りながら旅をする」ってのも悪くないですよ(*^^*)
もちろん沖縄に着いてから、お世話になった人に向けて
現像した写真と一緒に手紙を送ったり、きちんとその後の感謝のキモチは届けました。
あとがき
飛行機とか新幹線とか、交通機関が発達して便利になった今だからこそ
自転車で不便な思いをしながら旅をすることは、大いに意味があって。
大変な思いをして、時間とお金をかけて移動したことで
便利さのありがたみがわかったし、大切にしなきゃいけないものも見えました。
ヒッチハイクや車旅も素敵だけど、自転車で一人旅するのも最高ですよ(*^^*)
1日目〜19日目のチャリ旅の記事はこちら
チャリ旅の様子は、毎日記事に残しました。
よければ見てってくださいな(*^^*)