どうも、チャリで沖縄まで来た、はやて(@hayate_cwrkh5)です。
沖縄に観光で来ると、海目的の方がたくさんいらっしゃると思うのですが、海沿い以外にも沖縄の魅力はたくさんあります。
今日は、沖縄の中でも地続きかつ、車&チャリで行けちゃう離島の「伊計島」観光スポットにチャリでいってきました!
伊計島ってどんなとこ?
「伊計島(いけいじま)」は、沖縄の中でも本島中部にある地続きの離島。
那覇空港からは、車で高速を使わずに1時間半ぐらい。
ぼくが今いる「恩納村仲泊」からは約1時間ぐらい、チャリだと2時間ぐらいです。
伊計島へのアクセスは?
一見、マップ上では離島で、車やチャリで行けなさそうなのですが、行けます。笑
この写真にもある「海中道路」を通って、「平安座島」→「宮城島」を通っていきます。
奥に見えてるのが「伊計島」で、こちらは海中道路を渡る前。
海中道路を抜けて、平安座島や宮城島を通ってる島中は、こんな道。
チャリで通るには道幅が狭く、少し車に嫌な顔されます。笑
特に何かあるわけでもないし、車もそんなに多くない、のんびりとした時間。
伊計島に行くまでの、だんだん田舎っぽくなっていく感じがとても和みます。
真新しいものがあるかと言われれば、切り立った崖や、蒼い海ぐらいですが
それがまた伊計島観光の最大の見せ場というか、落ち着いてる感じとでもいうのでしょうか。
島に着くまでの道のりも、ゆっくりと景色を楽しみながら向かいました(*^^*)
伊計島の観光スポットはビーチだけじゃない!
やはりメジャーな伊計島の観光スポットは「大迫ビーチ」と「伊計ビーチ」なのですが
実はこの2つの観光スポット、ビーチなのに入場料金がかかるんですよね。
見学だけでも、大迫ビーチは500円、伊計ビーチは200円かかるので、ぼくはケチりました。笑
なぜなら、ぼくが今いる「恩納村仲泊」にも白浜はあって、もちろんタダだからです。笑
なので、今回はビーチ以外の場所に絞って観光スポットを訪れてきました!
伊計島 入り口
宮城島の終わり。
一面に広がる蒼い海と赤い橋がお出迎え。まだ2月なので、日が出ているとはいえ、海風は冷たい。
橋を渡り終えると、「伊計島洞門」なるトンネルを通ります。
車だとあっという間だけど、チャリだとなかなか趣がある場所。
伊計グスク
沖縄の各所にある「グスク」、意味自体はいろいろあるそうで、「城」とか「聖域」とか。
この伊計グスクは、その内でも「城」に値するもので、中国との貿易拠点だったそう。
全体像はこんな感じ。
もはや小さい岩山。
軽くジャングル。
伊計グスク 付近
手前は綺麗な入り江になってます。もちろん水が透き通っているのは当然のこと。
ただ、もともとこの伊計グスクは、陸続きではなかったらしく、今でも満潮の時は入り口まで向かえないそう。
砂浜に、ほほ笑ましい相合傘。
ちょっとにやけてほっこりしました。
マングローブもどきのような木が近くに。
これ多分満ちてる時は、海水に浸かってるんだろうな。
この写真たちも、きっと干潮の時限定の貴重な風景。
特に「これ」といった観光スポットとして名前がついている訳じゃないけど、幻想的。
こちらは伊計グスクを、間近で下アングルから撮ったもの。
こう大きいものを見たときの自分の小ささは、なかなか普段は感じられない感覚。
軍手があれば登っていけます。
ただ、サンゴはとても尖っているので怪我に氣をつけて!
伊計グスク 山中〜頂上
黄色い手すりがあるものの、周りは草木で生い茂ってました。
これ夏場にきたら、めちゃくちゃ虫がいっぱいいると思います。笑
なお、途中で黄色い手すりはなくなり、写真のようなただの荒れ道になります。
サンダルでいくと、少々危険なので靴でいくことをオススメします。
かつ、お子さんなんかは途中でばててしまうぐらい、意外と山頂までは距離があります。
ちょっとしたプチ登山なので、軽い氣持ちで登るというよりかは、いくらか用心して登ってくださいね!
登り終えると、大きな貝殻がたくさん置いてある「祠」がありました。
あえて写真は撮っていません。しっかりと手を合わせて、お邪魔しますと一言。
山頂は何かあるわけでもなく、この祠があるだけ。
ただ、少し人が通った跡のような場所があり、そこへ進んでみると、、、
伊計島と隣の宮城島が見える絶景がそこにはありました。
沖縄って、なかなか平地で上から見渡す景色がないので、登るのが大変だった分、氣持ちがよかった。
思わず「うおぉぉぉ!!!」って声が出るほどでした。笑
仲原遺跡
伊計グスクをあとにして、島内をチャリでのんびり進んで行く。
一直線に伸びる道と、両サイドにはさとうきびや畑が一面に広がってました。
そして見えてきた看板には「仲原遺跡」と書かれていて。
帰ってきてから調べたのですが、沖縄県内で最大の縄文時代後期頃の遺跡だそうで。
大きな石器のようなものが入り口にあって。
歴史マニアの心をくすぐる場所でもあり、観光客もぼくしかいませんでした。
ぼくが幼い頃に、社会の教科書に出てきていた「竪穴式住居」とやらがいくつか。
これらは復元修復されたもので、他にも23軒の竪穴式住居跡が見つかったそう。
骨組みだけのもあって。
地面から、下に穴が掘られてて、石を積み上げた上に木をうまく組み合わせて造られてて。
「ご先祖さまは、ここで暮らしてたのか」
だなんて想いを馳せながら、ちょっぴりこの生活なんかもしてみたいなだなんて思ったり。
近くでみると、意外とおっきくて。
横に立ってみたけど、高さは地面からだと約2mちょいぐらいあって、床下からだともう少し。
入り口に縄がかけてあって、中に入れないのが残念だけど、手を伸ばして中を撮影。
見えてるよりも中は広いから、全然過不足なく生活できそうだなって。
台風ばかりの沖縄でも、ふきとばない頑丈さに少し感銘を覚えたり。
なにかの儀式を行っていた雰囲氣を彷彿とさせる場所もあって。
派手な観光じゃないけど、こうしっとりと落ち着いた場所も悪くないなって。
ちなみに、遺跡のあちらこちらに「ハブに注意」って看板があります。笑
迂闊に草原のなかには入らないようにして、見つけたら必ず逃げるように。
犬名河(インナガー)
伊計島内には、他にも河(ガー)と呼ばれる湧水が出てる泉があります。
その内の1つである「犬名河(インナガー)」に行ってみたのですが、、、
えっ!?観光地なのにカギかかってるの!?笑
とはいえ、実際に自分の足で行ってみないと満足できないタイプの人間な僕なので、進みます。笑
例によってまた下り道。
これ帰ってくる時がしんどいんですよね。笑
伊計グスクといい、行きか帰りのどちらかが辛いスタイルの観光地が伊計島です。笑
一番下まで下ると、風化した建物のようなものがありました。
どうやらこの中に湧水が湧いてるらしいのですが、よく見てもらえればわかるように
見事に南京錠が外れているではありませんか!!笑(ちょ、管理ずさんじゃ?笑)
中を覗いてみると、こんな感じ。
「・・・」
正直感想はこんな感じでした。笑
苦労して降りてきたけど、ここは降りてまで来るところではなかったなと思いました。
帰り道にて 与那城監視哨跡を訪れて
伊計島をあとにして、宮城島、平安座島、海中道路と来た道を戻っていく中で
氣になった場所があって立ち寄ったのが「与那城監視哨跡」でした。
この監視哨は、戦争時に飛行機が味方のものか、敵のものかを即時に見つけて
防空機関に知らせるための場所で、沖縄県内に11箇所あった内の1つだそうで。
見に行きたい衝動に駆られて、この坂道を登って行ったのですが
先っちょは行き止まりで何もなくて「どういうこと!?」と焦って戻ってくると
「これ道かよ!」
って荒れ道がちゃんとあって、何のための舗装?ってなりました。笑
この道なき道を、伊計グスクのようにプチ登山していくと、、、
ありました。
とても簡単な造りなのと、当時の戦争の跡なのか、銃痕が生々しく残ってて。
白い砂浜や蒼い海で有名な沖縄で「戦争があったんだな」って実感が湧いてきて。
綺麗な場所ばかりだけど、こうした場所も捨てがたいなと。
ワイワイがやがやする観光もいいけど、こうしっとりとした観光も悪くありませんでした。
伊計島に行く時のお昼ご飯や夜ご飯はどうしたら?
伊計島にはいってしまうと、ほぼご飯どころはなかったです。
結構閉まるのが早いので、伊計島に入る手前の海中道路前で済ませるのが吉!
ぼくは写真にもあるように「キングタコスあげな店」でタコライスを食べました。
このボリュームで600円。
タコライスチーズ野菜。
サルサソースと食べると、程よい辛さとチーズ、食べ応えのあるひき肉が絶妙にハーモ二ーします。
一度食べると、定期的に食べたくなる魔法がかかってますね。笑
他にも、このキングタコスあげな店の数軒おとなりに「かね食堂」という
沖縄料理&定食屋さんがあるので、そちらでご飯は済ませるといいですよ(*^^*)
あとがき
伊計島観光では、ビーチももちろんだけど、他にも魅力たっぷりな場所がありました。
この記事を参考に、大人な沖縄観光を楽しんでみてはいかがでしょうか?
島内には、50円の自動販売機もあるので、探してみてくださいね!笑