どうも、沖縄移住ブロガーの疾風(@hayate_cwrkh5)です。
ほぼ同時期に女優を目指し始めた友人が、プロカメラマンに写真を撮ってもらった時の会話をもとに。
駆け出し女優がプロカメラマンに宣材写真を撮ってもらった話
某S事務所に所属するTさんにお伺いしました
実際よりも写真写りいいねって人とさ、実際の方がいい人っているじゃん?
2パターンに分かれるじゃん?私は、自分の中では前者かなと思ったの。
やっぱり女の子は、自分のこう写ると一番良いとかある訳で、だから写真を撮る時は、
“こういう顔して”
とか
“この顔が一番可愛い”
とか、絶対にあるはずなのね?
でもなんかそれは、普通の日常の写真であって、撮影ってそうじゃなくて。
自分はこういう風に撮ってほしい
とか、
この角度から撮ってほしい
とかじゃない訳よ。
カメラマンがカメラを向けた時に、それに自分が合わせなきゃいけない訳。普段だったらさ、自分で好きな角度で撮れるけど、撮ってもらう側じゃん?
もうパリコレ出てるモデルさんとかなら、こっちから撮ってとか注文するのかもしれないけど。
カメラマンさんに聞いた話だと、
『こっちが向けたカメラに、ベストで、合わせてくるよね。プロは。』
って。
だから、
“自分の顔つき的に”
とか
“自分の好きな角度がここなんだ”っていうのがあっても、
自分が100点だと思う顔に、パッてカメラ向けられた瞬間に合わせていく力が必要
なんだなって。
でも私、撮るのにすごい時間かかったの!なんか、なかなかOKでなくて〜。
しかも男の子の方がぱっと終わったのよ。男子はスーツと私服で撮ってたんだけど、男子はスーツ着るとそれなりに見えるんだよ。笑
服とかも、バック(背景)が白なのよ。
だから、『白光りしない原色の服持ってきてね』ってメールに書いてあって。
でも、それも自分が好きな服とかじゃなくて、どうしたら自分の顔周りが一番良く写るんだろう?とか、ハッキリ見えるんだろう?とか、考えて持ってきたのよ。
でも、結構白ボケしちゃったりして、なかなかうまくいかないから髪型とかも変えたんだけどね、一応希望は聞いてくれるから。
私はストレートでおろしたくて。メイクさんも、『彼女の希望はこのヘアーだったんです。』って伝えてくれたんだけど、事務所の女の人は『う〜ん…』みたいな感じで。
『巻いて上げてみ?』とか『全部ポニーテールして』って2回ぐらい変えて、すーごい時間かかって。トップバッターだったのに2時間ぐらい押しちゃってさ。
やっぱりパッと向けられたカメラに、自分がベストに見えるようにやるのが凄い大変で、すごい落ち込んで。
この後も、メイクさんにアイメイクをしたり、まつげを上げることは、自分の顔の形(ほお骨が出てることや、顔の作りが上向きになっている)には似合わないって伝えたけれど、
『写真だと分からないからガッツリフルメイクで。』
って言われてげんなりして自信をなくしたこととか、終わらない様子を気にかけたマネージャーが5,6人集まって首を傾げたりとか、たくさん大変な話を聞かせてもらいました。
もし自分が同じ立場になったら
多分ヤバい。笑 いや、間違いなくヤバい。笑
生まれてこのかたそういうモデルみたいなことはやったことないし、むしろいつも表情同じやんって馬鹿にされてるぐらいだもん。笑
いつもこの右目ウインクスタイルが主流。笑
か、もしくはこのしわくちゃスマイルが主流です。笑
色んな表情の研究と実践を
良い意味で課題を分からせてもらった今回の対談。
この間のお稽古でも、悲しさとか怒りを表現することに若干抵抗があったので、よりそういった部分も今後伸ばしていかないとなって思いました。
そして、自分はまだ撮ってないけど、カメラマンに撮られる角度とか見え方とか意識したことがないから、どなたか撮って下さい。笑
カメラマンさんに撮ってもらって写り方を意識する練習しなくちゃ。